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色濃いブルーに吸い込まれるようで、、、
ツーソン(アメリカ)で買い付けた、
美しいラピスラズリをもってネパールに行きました。
美しい仏陀を彫って欲しいんです。
そう言うと、裏と表を何度も見ながら、
私が裏だと思った面を差し、
「ここにはまるで樹を思わせる、
葉をつけたような紋様がでてるから、
摩耶夫人が沙羅双樹の下で釈迦(仏陀)を生んだ、
その絵が美しい。」といわれました。
思いもよらず、裏だと思った面に彫りだされた、
美しい絵画のような、仏陀の誕生。
生れたばかりの仏陀が7歩歩き、
右手で天を指さし、左手で地を指さして唱えた、
天上天下唯我独尊。
その様子が刻まれています。
ネパールのネワールカービングでも、
数少ないトップクラスの彫師によって生み出された、
仏陀の誕生。
角度によって、摩耶夫人の表情が仏陀をみているように見えるから、
まるで彫刻が息づいているかのように感じます。
仏陀と摩耶夫人の立つロータス台座、
天に繋がる階段、
沙羅双樹の木とその葉、
全てがとても細かく繊細な美しさを宿す、
ネワール彫刻。
そして、、、
真の内なる探究、ラピスラズリ。
アフガニスタン産ラピスラズリ
ネパール、ネワールカービング
重さ:129g
75mm x 67mm x 23mm