チベット密教の男性忿怒尊、
天に掲げられた右手にバジュラ(五鈷杵)を持つ金剛手、
バジュラパーニ。
バジュラ(五鈷杵)はチベット密教で、
菩薩心の象徴であり、
全ての無知を仏の智慧へと変容する。
バジュラパーニは、
神通力を象徴する存在であり、
仏法守護や魔除けのお札にも登場する。
ガネーシュヒマール産のヒマラヤ水晶に、
とても丁寧に、石から浮かび上がるように彫りだされた、
バジュラパーニ。
偶然の必然。
天に掲げられた、バジュラを握るその手の辺りから、
原石のヒマラヤ水晶そのものが、水晶内部の歪みによって色を変え、
まるで白い光の中に、
違った次元に、バジュラを握る手が届いているように感じさせます。
また、表面にはまったく傷も欠けもありませんが、
バジュラパーニの腹部に、こちらも水晶内部の歪みが虹を作り、
丁度臍の上に現れた蛇が、角度によって虹を纏っております。
石とバジュラパーニ、彫刻師、そして目には見えない存在が、
共同作業したかに思わせる、
ヒマラヤ水晶彫刻。
空をも動かしそうな、
魔除けの石。
背面の一面の結晶が、流れ落ちる滝のようにも思え、
とてもパワフルかつ、見応えがあります。
ネパールにて、
トップクラスの熟練技師によって手彫りで彫られた、
ネワール族の水晶彫刻。
水晶産地:ガネーシュヒマール/ネパール
重さ:280g
100mm x 75mm x 33mm
販売価格 |
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型番 |
SSL128 |
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